体ガスと健康状態との関係は、古くは嗅診とよばれ医師の勘や経験に依存し、客観的数値化が困難なため医工学応用が未踏だった。我々は“健康状態/病態と体ガス相関の解明”を目指し、超高感度電子鼻(E-Nose)技術を開発。ウィルス感染検出にも期待。

  1. 機能性多孔質材料(ゼオライト)を用いて体ガスを選択的に濃縮
  2. 濃縮ガスをナノ構造制御した酸化物半導体により計測。この複合機能により、1ppb(10億分の1)~1ppt(1兆分の1)の超感度を実現。ガス検出部に2層構造(吸着層/検出層)を有する酸化物半導体コア・シェル型ナノロッドや、遺伝子改編したモザイクウィルス鋳型のバイオミネラリゼーションにより自己組織化ナノワイヤガスセンサを研究

関連サイト:Electric Nose(量子計測):医工学利用に向けた超高感度電子鼻