- スピン波・スピンゆらぎを利用した脳機能模倣デバイス研究
- 生体機能に学ぶ革新的省電力、超高感度デバイス研究
従来のノイマン型コンピュータの限界が近づく中、Beyond AI、6G以降を支える超消費電力・超並列計算を実現する新しい発想の脳模倣型コンピュータの鍵を握るデバイス研究を実施。特に情報伝達・処理に電子の輸送を伴わない(ジュール熱損の無い)スピン波(角運動量伝搬)を活用するスピン波(マグノン)デバイスを研究。また脳での情報処理の数学的表現であるハミルトニアンと、スピン”ゆらぎ”物性のスピングラスのそれが同じ表式であることに着目したスピンゆらぎデバイスによるブレイン/ニューロモルフィック、リザバーコンピューティング研究を実施。さらに強誘電体/圧電体薄膜による弾性波(フォノン)誘起によるマグノンデバイス研究を実施。
