空間的に階層制御されたプログラム自己組織化による原理の解明および、その原理を用いた人工生体情報材料の創製とデバイス応用を目指しています。特に、DNAやタンパク質に代表される生体分子を重点研究対象とし、遺伝情報をはじめとする一人一人の生体情報を内包し、個々人に適した快適な生活環境を提供可能なバイオチップの実現に向け、酸化物・バイオ技術を駆使してナノバイオデバイスの基礎研究を推進しています。

生体親和性・ZnOナノロッドを用いたナノ薬理センサーの開発

酸化亜鉛(ZnO)は、代表的な透明半導体材料のひとつであり、比較的高い生体親和性を有するという特徴があります。我々は、ZnOナノ構造体を用いて、細胞1つ1つを反応容器に見立てた高感度ナノ薬理センサーの開発を目指しています。

レーザー誘起・VLS機構

低侵襲・細胞膜穿孔法

ZnOナノロッドFETを用いたナノ薬理センサー

Nanowires Engineering

物理刺激による細胞分化誘導

透明酸化物バイオセンシング

細胞分化誘導の時空間制御